susuke製陶室

susuke製陶室
私たちは以前、福島県浪江町で大堀相馬焼の窯元「松助窯」の4代目としてうつわを作っていました。
2011年の原発事故により被災したため、その後大分県別府市に移住し、自分たちで薪窯を作りようやく再開することができました。

使い込んで育つうつわですが、それらを焼きあげる薪窯もまた煤にまみれ焼かれて育ちます。
薪を焚べ、煉瓦が炎にあぶられ煤けるさまや、灰が掛かり煤けたうつわはとても美しく、そして愛おしく想うのです。

「煤ける」というとよくないことに捉えられることが多い気がしますが、私たちにとっては愛おしく馴染みのある言葉なので「susuke製陶室」としてこの地ではじめることにしました。

亀田大介(かめただいすけ)

  • 1975年 福島県生まれ
  • 佐伯守美に師事
  • 林香君制作プロジェクトチーフ
  • 1998年 父の急逝後、家業の大堀相馬焼の窯元「松助窯」を継承
  • 2011年 原発事故で避難をよぎなくされ、神奈川県に移住し再開
  • 2013年 大分県別府市に移住し築窯

亀田文(かめたふみ)

  • 1973年 神奈川県生まれ
  • 2013年 大分県別府市に移住し築窯